総勢100名が綴る、追憶のグルメガイド。「Neverland Diner――二度と行けないあの店で」発売中

もう行けない店、味わえない味、酔っぱらえないカウンター。あの店の思い出と、舌の記憶を語った100作品

誰にも必ず一つはある思い出の飲食店と、舌に残る味の記憶をテーマにした、100のストーリー

この本に出てくる店はどんなに行きたくても行くことができない。どうしてもいけない国、フィルムが消失してしまった映画、録音が残されていない伝説のライブ、いちども一緒に寝れなかったまま遠くへ行ってしまった恋人のように。
　いつだって、いちばんおいしいのは記憶なのだ。――

「Neverland Diner――二度と行けないあの店で」が発売中だ（2021年1月22日刊行）。本書には芸人、ミュージシャン、アイドル、作家、編集者、地獄研究家まで、総勢100名の手掛けるストーリーが集結。そのテーマはどれも、自身の頭に残って消えない飲食店との思い出。各々の人生にインパクトを与えた、もう行けない店・味わえない味が100人それぞれの語り口で自由に綴られて、写真家でもある本書の編者・都築響一の写真とともに640ページの大ボリュームにまとめられている。

本書の編者である、都築響一による「大島の漁師屋台」1

本書の編者である、都築響一による「大島の漁師屋台」2

目次1

目次2

刊行を記念して。「Neverland Bookstore」開催中

「Neverland Diner――二度と行けないあの店で」の刊行を記念して、東京駅構内・グランスタ東京内にて営業中の美術雑貨店「VINYL」(ビニール）にて、展示「Neverland Bookstore」が開催されている。会期は3月1日（月）まで。本書へ収録されている、都築氏の写真作品のなかから厳選した写真を展示・販売。さらに、期間中店頭にて「Neverland Diner――二度と行けないあの店で」を購入すれば、本書の番外編「スナックアーバンのママによる幻の101話目」を収録したポスター型ペーパーと、ロゴがプリントされた丸形ステッカーが特典として付いてくる。

(c) Kyoichi Tsuzuki

Neverland Diner――二度と行けないあの店で
仕様：四六判変形 640ページ
定価：3,630円（本体3,300円）
発行：ケンエレブックス
URL：https://books.kenelephant.co.jp/products/9784910315027
「Neverland Bookstore」展示詳細
会期：2021年2月15日（月）～3月1日（月）※会期中無休
場所：JR東京駅構内 1F グランスタ東京内　VINYL
URL：https://vinyl-store.jp/event/neverland-bookstore/
※当面の間、営業時間は10:00～20:00（予定）。 会期や開廊時間が変更になる場合には、VINYLオフィシャルサイトにて案内あり
※展示最終日 3月1日（月）は10:00～19：00（予定）