生産者自らロマネ・コンティやエシェゾーのブドウ畑をZoomで案内するイベントを開催
6月24日(水)、7月1日(水)の2日間、ワインの輸入業を営むアズマコーポレーションが、フランス・ブルゴーニュ地方に数々の銘畑を所有するドメーヌ(生産者)、Domaine J Coudray Bizot(ジェイ・クドレィ・ビゾ)と共同でオンライン生産者セミナーを開催する。ビゾのフラッグシップ・ワインであるロマネ・コンティ、エシェゾーにスポットを当て、ブドウ畑を散歩感覚で紹介、ワイン造りに関して解説をするこのセミナー。各日程ともに定員は70名程度で、参加費は無料。現在、申し込み受け付け中だ。
畑を散歩感覚で紹介、ワイン造りの信念を紐解くオンライン・生産者セミナー
今回のセミナーには、ジェイ・クドレィ・ビゾ現当主のジャン・ジャック・クドレィ氏と、妻ステファニー氏が登場。現地からのライブ中継で、それぞれの畑について、生産者ならではの視点から紹介する。当日天候に恵まれれば、遥か遠くブルゴーニュの初夏の空、青々としたロマネ・コンティの畑やエシェゾーなどの畑の様子を眺めて、オンラインで散歩気分が味わえるだろう。さらに、ジェイ・クドレィ・ビゾの輸入元であり当セミナーを主催するアズマコーポレーション(http://azumacorp.jp/)の白藤大智氏、ダニエル佐々木氏が、ジェイ・クドレィ・ビゾが長期熟成に拘る理由、長期熟成に耐えうるワイン造りに関して等、生産者の考えを紐解きつつ、分かりやすく解説していく。
アズマコーポレーションのオンライン・生産者セミナーは、2020年5月より始まった。畑、醸造所等、普段はなかなか見られない現地からの中継も参加者から好評を得て、今回で第4弾を迎える。今後も様々な生産者と共同でセミナーを開催していく予定だ。
「第3のアロマ」を大切にするワイン造り
世界が誇るワインの銘醸地、フランスのブルゴーニュ地方。そのボーヌ村に本拠地を置くジェイ・クドレィ・ビゾは、初代当主ドゥニ・ビゾの畑を従兄弟にあたるジャン・イヴ・ビゾと分割相続したことで誕生したドメーヌで、1981年に設立。ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・クロワ・ラモー、グラン・クリュ・エシェゾー、ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエクリュ・カズティエ、ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・バ・デ・コンブ、ピュリニーモンラッシェ・プルミエクリュ・コンベット等、総面積1.5haの、名立たる銘畑を所有している。ジェイ・クドレィ・ビゾが目指すのは「第3のアロマ」を大切にするワイン造りだ。醸造後、速く飲み頃を迎えるワインの生産が主流となりつつある中でも、第3のアロマ※に重きを置く、つまり熟成によって本領を発揮するワイン造りに挑み続けている。
※ワインの香りを表す「アロマ」。第1アロマはブドウ由来の香り、第2アロマは発酵・醸造により生じる香り、第3アロマは熟成により生じる香りを指す。ちなみに第3アロマは「ブーケ」とも呼ばれる。
オンライン・生産者セミナー
日時:2020年6月24日(水)14:45開場/15:00開始(60分程度)、7月1日(水)18:45開場/19:00開始(60分程度)
※5分前を目安にミーティングに参加のこと。退出は自由
参加費:無料
場所:web会議システムZoom(アズマコーポレーション・本社)Zoomオンラインセミナー
主催:アズマコーポレーション
定員:70名程度
※参加者多数の場合、若干人数が増える場合あり
イベントURL: http://azumacorp.jp/zoom20200624/