料理を通して国を知ろう!世界各国・300地域の料理レシピを紹介する「世界の郷土料理事典」リリース
6月11日、「世界の郷土料理事典」が発売された。世界各国・300の地域で親しまれる郷土料理のレシピを紹介すると共に、各料理の歴史、食文化の概観、宗教の食規定を分かりやすく解説。様々な料理を通して、文化、宗教等の多様性に触れることができる、充実の内容だ。
世界各国で親しまれる家庭料理・伝統料理の数々
紹介するのは、世界各国・300地域を網羅した家庭料理・伝統料理、全300品のレシピ。ソマリアの朝ごはんに欠かせない薄焼きのパン「アンジェロ」、カナダ発祥のジャガイモ料理「ロブスター・プーティン」、ネパールの定食メニュー「ダルパート」等、その国々や地域ならではのメニューを再現し、日本の家庭でも作りやすい調理法で紹介している。
「その国を知るには料理から」。食の背景も分かりやすく解説
著者・青木ゆり子は、世界の料理総合情報サイト「e-food.jp」(https://e-food.jp)の代表を務める、各国・郷土料理研究家。「食は、人と人とが理解し合える最高のコミュニケーションツール」という考えのもと様々な活動を行っており、本書は彼女の今までのフィールドワーク、食文化や料理レシピの研究成果の集大成といえる。料理のレシピと共に、料理の歴史、宗教、文化といった食の背景について分かりやすく触れる本書は、料理を通して多様な文化を理解し合うための、手助けとなるだろう。
世界の郷土料理事典
仕様:A5 304ページ
定価:2,530円(本体2,300円)
発行:誠文堂新光社
https://www.seibundo-shinkosha.net/book/cooking/42987/