浮世絵に見る、江戸の味。「おいしい浮世絵展～北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい～」7月15日より開幕

春の虹蜺（こうげい） 歌川国芳 個人蔵、通期

7月15日（水）～9月13日（日）（※8月14日（金）は休館日）、「おいしい浮世絵展～北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい～」が、東京・六本木「森アーツセンターギャラリー」にて開催されている。当初4月からの開催を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で延期。会期を変更し、満を持しての開幕だ。

江戸時代に成立した、浮世絵。「今の世の中」を意味する「浮世」と名の付く通り、その時代の暮らしや流行、風俗が生き生きと描かれた浮世絵には、食を楽しむ人々の姿、江戸時代に愛されたおいしいものが数々描写されている。本展では、浮世絵の世界に度々描かれてきた「食」にフィーチャー。葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳らが見つめた、江戸の「食」の風景をたどる。名立たる浮世絵師達が手掛けた、作品そのものの魅力を紹介すると共に、作品に描写された寿司や蕎麦、ウナギ、天ぷら等々、今にも通じる江戸時代の食文化を紐解いていく。また当時の料理書も展示し、料理を再現した写真やレシピ解説と共に紹介。江戸の台所を、より身近に感じられるだろう。

おいしい浮世絵展～北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい～
会期：7月15日（水）～ 9月13日（日）
          前期①：7月15日（水）～7月30日（木）、前期②：7月31日（金）～8月13日（木）
          後期③：8月15日（土）～8月28日（金）、後期④：8月29日（土）～9月13日（日）
開館時間：10:00～20:00
※7月21日（火）、7月28日（火）、7月30日（木）、8月28日は10:00～17:00
※8月14日（金）は休館日
※入館は閉館時間の30分前まで
※会期中、展示替えあり
入場料：一般1,800円、大学生・高校生1,300円、中学生・小学生800円
開催場所：森アーツセンターギャラリー（六本木ヒルズ森タワー52階）
主催：博報堂DYメディアパートナーズ、TBS、森アーツタワー、産経新聞社
URL：https://oishii-ukiyoe.jp
チケット予約（公式HP）
※要事前予約。専用予約サイトでのみ購入可能（新型コロナウイルス感染症対策・混雑緩和のため、日時指定の予約チケット制を導入）
URL：https://oishii-ukiyoe.jp/ticket.html