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平松洋子の美味しいエッセイ最新刊「すき焼きを浅草で」発売

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「週刊文春」の大人気エッセイを文庫化

 

「サンドウィッチは銀座で」、「ステーキを下町で」、「ひさしぶりの海苔弁」、「あじフライを有楽町で」、「肉まんを新大阪で」、「かきバターを神田で」。何ともそそられる独特のタイトルで続く、食にまつわるエッセイ第7弾「すき焼きを浅草で」が、5月8日に発売された。著者は平松洋子。世界各地を取材して、食文化や暮らしについて執筆するエッセイストだ。本書で綴られるのは、夏の浅草で味わった老舗店のすき焼き、高知の日曜市で出合った素朴で可愛らしい田舎寿司。自宅で作る塩卵、油揚げカレー、あぶたま、練乳入りイチゴ白玉など、プロが手掛ける一品から家庭料理まで幅広い料理の数々(詳細目次は、以下)。食べる喜びをユニークに描き出す文章に、食欲を掻き立てられてみては。

目次
1.バター再燃(ゆで卵奇譚/土壇場のひと言/寿司の師匠/AIと牛/連日のもやもや/夕暮れのレモンサワー/タピオカ・リターンズ/新語、採取/ハラミと「焼肉ドラゴン」/ぬらり/ふふふ。/まんぷく応援団/たっつぁんの鍋/お茶を一服/マボロシのちゃんぽん/サバラン偏愛/バター再燃/フジタとちくわ)

2.すき焼きを浅草で(釧路の夜/伊東へ行くなら/モンゴルでギャンブル/中華そばを笹塚で/平壌冷麺を板門店で/せりそばを銀座六丁目で/表参道でロンドン/フルーツカクテルを小倉で/夏のすき焼き/紅しょうが天ですよ/豚足をなんばで/イノシシと生きる/水辺から/どさんこ馬に乗る/初めてのフルティカ/不意打ちの禁酒/城石を長浜で/中華そばを仙台で)

3.わさびめし!(あぶたま/塩卵で先回り/わさびめし!/もうひと踊り/ときめきの行方/六月のあんず/夏の即戦力/命を守る練習/油揚げカレー!/天草の玉手箱/夏のおわり/鱧の秋/立ち食いそばに行こう/諸行無常/さよならが多すぎる/白玉どうでしょう/空白の二年半/ブロッコリー、新展開/うんとこしょ/朝のお好み焼き)

4.貞子さんのおこげ(あの名シーン/酒のちから/鴎外先生とビール/和田誠とジャズと/海苔の試練/雑なソレ/倉敷の町/せめてもの/デザートは日の丸弁当/鰻のアスリート/貞子さんのおこげ/おべんとつけて/柚子ぷかり/今夜、雪国を/恋しい甘いもの/ひさしぶりの『富士日記』)

すき焼きを浅草で
著者:平松洋子
仕様:文庫版 304ページ
定価:737円(本体670円)
発行:文春文庫
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167914974