フランスのベストセラーが日本へ上陸。世界中のチーズ・約400種を紹介する「美しい世界のチーズの教科書」発売中
2021年3月22日、「美しい世界のチーズの教科書」が発売された。本書では、チーズの産地として有名なフランスをはじめ、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、カナダなど、世界26ヵ国に伝わる約400種ものチーズを紹介。各チーズの味わいや歴史について解説している。さらに、カマンベールチーズが白いのはなぜ?チーズ特有の匂いはどこからくるの?など、チーズにまつわる気になる情報を様々取り上げており、「チーズの起源」や「チーズの分類」、「ペアリング(チーズと飲み物の組み合わせ)」といった知識も詳しく解説しているので、愛好家にはもちろん、チーズファンの入門書としてもおすすめの一冊だ。
著者はフランスを代表するチーズの専門家、Tristan Sicard(トリスタン・シカール)。ジャーナリストからチーズ製造・販売業者へ転身して、北フランスのリール旧市街にチーズショップ兼チーズバー「フレール・ドゥラシック(Frères Delassic)」を開業した経歴を持ち、新しいチーズの魅力を探求、発信し続けている。
目次
第1章 チーズの起源:歴史と製法
チーズ歴史年表
乳用動物と品種
給餌
ミルク:基本の原料
チーズの製法
チーズの分類:11タイプ
ラベル/表示(フランスの場合)
さまざまな品質保証ラベル
第2章 世界のチーズ
フレッシュチーズ
乳清チーズ(ホエーチーズ)
外皮自然形成チーズ
白カビチーズ
ウォッシュチーズ
非加熱圧搾チーズ(セミハードチーズ)
加熱圧搾チーズ(ハードチーズ)
青カビチーズ(ブルーチーズ)
パスタ・フィラータチーズ
プロセスチーズ
チーズ加工品
第3章 チーズの産地
フランス/ブルターニュ地域圏、
ノルマンディー地域圏、北東部・中東部・南東部・南西部・中部
スペイン/北部・南部
ポルトガル
イタリア/北部・中部・南部
イギリス、アイルランド
ベルギー、オランダ、ドイツ
デンマーク、スウェーデン、ラトビア、リトアニア
スイス、オーストリア、スロベニア
ポーランド、チェコ、スロバキア、ルーマニア
ギリシャ、キプロス
アメリカ合衆国、カナダ
オーストラリア、ニュージーランド
第4章
チーズを美味しく味わうために
フレーバーの成り立ち
チーズの香り、風味、味
ペアリング:チーズと飲み物の組み合わせ
チーズプレート
チーズの盛り合わせ例
チーズの包み方
チーズの用語集
美しい世界のチーズの教科書
著者:トリスタン・シカール
仕様:B5判変型 240×182ミリ 272ページ
定価:2,970円(本体2,700円)
発行:PIE International
URL:https://pie.co.jp/book/i/5172/