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「知る」
イラスト:トマト

青いトマトには毒がある|食の雑学ノート

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「トマトが赤くなると医者が青くなる」とは、ヨーロッパの古い言い伝え。それほどまで栄養豊富な野菜として知られるトマトだが、果実が青い場合※、それは食べると毒になる。トマトは、虫や動物に食べられてしまわないように「トマチン」という毒性成分を自身で合成。その「トマチン」は、花や葉、茎、青い果実(未熟果実にも)に含まれ、完熟果実になると「トマチン」の含量が急激に減少するのである。

実は、ナス科の植物には毒を含むものが多く存在する。トマト以外で言うと、ジャガイモもナス科。ジャガイモの芽には毒がある、とは広く知られているが、それはジャガイモの芽に「ソラニン」という毒性成分が含まれているから。「トマチン」も「ソラニン」も、食中毒の原因となり得るので、注意しよう。

※果実が緑色でも、カラートマトとして販売されている品種であれば問題ない(毒はない)

イラスト:トマト


参考
・「かつて毒と言われていた…!?トマトの大躍進!」 一般財団法人 日本educe食育総合研究所
・「”青いトマト”に含まれる毒性成分をコントロールする遺伝子を発見 ~トマトやジャガイモの毒性成分の抑制に可能性~」 奈良先端科学技術大学院大学